事業での活用

CASE

スマートコミュニティからよりよい地球環境の実現へ

現在、モビリティの電動化・所有からシェアリング・5G・AIなど様々な変⾰期を迎えており、
電動化したモビリティであるからこそ必要な施策・役割があります。
その中で、企業が事業所に充電器を設置し、EV/PHVの普及を促進するWPC(ワークプレースチャージング)や、
電⼒の受給バランスを調整するVPP(バーチャルパワープラント)などスマートシティの実現に向けた
様々な取り組みでEVパワー・ステーションが活⽤されることが期待されています。

  • WPC(ワークプレースチャージング)での活用

    職場に充電器を設置し、従業員が勤務中にEV/PHVの充電ができるようにする取り組み「ワークプレースチャージング」が進められています。この取り組みで、充電器の無い集合住宅に居住する⽅もEV/PHVで通勤し、会社で充電することで基礎充電場所を確保することができます。

更に、EVパワー・ステーションと組み合わせると

  • 事務所の
    ピークカット

    01
  • 発電機を使わない
    野外イベントの電源として

    02
  • 停電時の
    BCP電源として

    03

EV/PHV導⼊による経済的なメリットだけでなく、環境・社会に貢献することができます。

VPP(バーチャルパワープラント)での活⽤

電⼒は遠隔地の発電所で発電され消費地に送られる、⼀⽅通⾏の世界でした。最近では、メガソーラーから家庭の太陽光発電まで、発電所から消費地の間に様々な発電所が存在し、電気の流れは複雑になっています。
燦々とした晴天の休⽇、太陽光発電が威⼒を発揮して発電しますが、休んでいる企業が多いため、電⼒が余る可能性があります。
現状、このような状況下では、せっかく発電できる太陽光発電の出⼒を抑制するなどして対応しています。

このような時、電力を貯めることができれば問題が解決できます

01

分散した蓄電池を通信でネットワーク化し、充電・放電を遠隔制御することで、
仮想発電所(VPP)として事業化が期待されています。

02

電力自由化・送配電分離が進み、電力取引市場も開設されています。
巨大なVPPを活用して、電力取引市場で取引されることが期待されています。

03

搭載蓄電池が大容量化し台数も増加することが期待されるEVとネットワーク化された
EVパワー・ステーション(V2H)があれば、更に巨大なVPPになります。

V2Hを活⽤するこれらの取り組みにより、再⽣可能エネルギーを最⼤限活⽤することで、
よりよい地球環境の実現が期待されます。