ニチコン大野株式会社 福井工場/生産技術
A.Y/2018年入社/機械工学専攻
高校生のときからモノづくりに興味があり、将来は手に職をつけられる技術職に就きたいと考えていました。大学では機械工学科で機械製図を学び、いつか世の中に役立つものを設計・製造してみたいと思っていました。大学4年のときに、木くずから電力をつくるバイオコークスの研究に携わったことでエコエネルギーへの関心が高まり、当社の地球環境保全に貢献する事業に関心を持ちました。最初は生まれ育った大阪から離れて働くことに不安はありましたが、今では福井の豊かな自然と美味しい食を堪能し、楽しい毎日を送っています。
コンデンサ製造における「組立」工程にて、設備面の改良・改造することで生産活動をサポートしています。例えば、表と裏の形状が違うものを製造していく場合、正しい方向を向いているものだけを進め、反対の方向を向いているものは弾かなければなりません。そのために表裏を分ける装置を追加し、正しく動くかどうか確認します。最近ではさらに設備改善に向けて、積極的に自分のアイデアが出せるようになり、レベルアップを感じています。
あるメーカーと製品開発をした際に、「余った資源を再活用できる方法を考えてモノづくりをしてほしい」というお話があり、環境の負荷を減らすモノづくりの設備を考えていかなければと強く思いました。まずは、工場のエネルギーを効率的に使えるように取り組んでいきます。また、私の上司は製造の方々と親密なコミュニケーションを図り、定期的に工場内の清掃を行うなど、周囲への心配りを欠かさない方です。技術者としてのスキルも素晴らしく、私もいつかこんな技術者になりたいと、日々その背中を追いかけています。
ある1日のスケジュール