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数字でみるニチコン

  • 設立1950年
  • 資本金142.8億円 2023年3月31日現在
  • 社員数(連結)約5408人 2023年3月31日現在
  • グループ会社数28社 2023年3月31日現在
  • 売上高1847億円 2023年3月期
  • 海外売上高比率 56.8% 2023年3月期
  • 事業拠点数10カ国33拠点 2023年3月31日現在
  • 自己資本比率51.4% 2023年3月31日現在
  • 1株当たり年間配当金 30円 2023年3月31日現在

キーワードで知るニチコン

経営理念

価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。
より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、
顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、
企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働」します。

考働:考えて働くという当社の造語

トップノッチ経営

トップノッチとは、「最上級の、一流の」という意味で、ニチコンは、品質・コスト・納期・サービス・技術など、あらゆる面において最上級を目指す「トップノッチ経営」を経営方針として掲げています。従来のモノづくりから、お客さまの期待以上の価値を提案し、喜びや感動を提供する「コトづくり」の視点に転換し、製造業から「創造業」を目指す活動を展開しています。

コンデンサ事業

当社は1950年コンデンサ事業で創立し、以降コンデンサの開発、製造、販売でグローバル企業へと成長してきました。近年は自動車関連機器市場やIoT市場、パワーエレクトロニクス市場に注力して製品開発を行っています。ますます高度化する自動車電装分野には、小形・高容量、低温ESR特性、高温度対応で差別化を図り、産業機器、太陽光・風力発電などのパワーエレクトロニクス分野には、小形・高容量、高耐電圧、長寿命化を実現し、多彩な製品ラインアップでお客さまの課題解決に貢献しています。

NECST(ネクスト)事業

NECST(ネクスト)は、Nichicon Energy Control System Technologyの頭文字をとった造語です。エネルギー・環境関連製品を中心とした事業を展開。業界をけん引する家庭用蓄電システム「パワーオアシス」、世界で初めて電気自動車(EV)から電気を取り出して家庭に給電するV2Hシステム「EVパワー・ステーション®」、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)から電気を取り出す外部給電器「パワー・ムーバー®」、EV用急速充電器、公共・産業用蓄電システムなどを次々に市場導入し、カーボンニュートラルに向けての課題解決に貢献しています。

蓄電のリーディングカンパニー

家庭用蓄電池には、「単機能型蓄電池」と、太陽光発電と蓄電池をつなぐ「ハイブリッド型蓄電池」、そして太陽光発電、電気自動車、蓄電池をつなぐ「トライブリッド蓄電システム」の3種類あります。「トライブリッド蓄電システム」を提供できるのはニチコンだけ。ニチコンは、単機能型蓄電池、ハイブリッド型蓄電池、トライブリッド蓄電システムのすべてをラインアップしているオンリーワンの企業なのです。

令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰受賞

革新的技術開発等による温室効果ガス排出削減と災害対策における社会貢献活動が評価され、「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。蓄電システムやEV・PHV用の急速充電器など、リーディングカンパニーとして自立型エネルギーシステムの構築に寄与したこと、災害対策支援に貢献したこと、他社と共同で開発した自立型IoT環境センサーシステムが、スマート農業やスマートホームをはじめ、さまざまな分野で活用が期待されることが評価されました。

オープンイノベーション

新しい価値創造に挑戦し、事業を拡大していくにはイノベーションが不可欠です。ニチコンは独自の研究開発に加え、技術振興機関や異業種企業、大学と一緒になって、さまざまな技術開発を行っています。

  • 東京大学生産技術研究所・ニチコン産学連携研究協力協定:エネルギーの地産地消とスマート社会実現に寄与
  • 次世代パワー半導体SiC電力変換モジュールの開発:科学技術振興機構によるスーパークラスタープログラムに参画
  • フィルム型ペロブスカイト太陽電池を活用した自立電源型IoT環境センサーシステムの開発:京都大学、リコー電子デバイス株式会社
  • フィルム型ペロブスカイト太陽電池を活用したメンテナンスフリー電子棚札システム:株式会社エネコートテクノロジース、リコー電子デバイス株式会社
  • メタマテリアル放熱シート「VSI(ヴィサイ)」:オキツモ株式会社、KISCO株式会社
  • グリーンイノベーション基金事業におけるカーボンニュートラル実現に向けた大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発に係る事業に参画
    山梨県、東レ株式会社、東京電力ホールディングス株式会社・東京電力エナジーパートナー株式会社、日立造船株式会社、シーメンス・エナジー株式会社、株式会社加地テック、三浦工業株式会社

ダイバーシティ(多様性)の推進

ニチコングループでは障がい者、高齢者、女性、外国人をはじめ多様な人材を登用し、個人の能力が最大限に発揮できるよう取り組んでいます。障がい者雇用では、法定雇用率を超える雇用を進めるため、継続的な求人活動を展開し、高齢者雇用については、これまでに積み上げた経験とスキルを会社の成長に活かすことができる定年到達後の再雇用制度を導入しています。また、女性活躍推進法に基づく行動計画を策定し、女性が十分に能力を発揮し、活躍できる職場環境の整備を図っています。さらに、グローバルな視点から変化をいち早く捉え、的確に対応できる可能性を持った人材として、外国人留学生を積極的に採用しています。

高い自己資本比率

さらなる成長を目指して大胆かつ積極的に事業戦略を展開していくには、強靭な財務体質が欠かせません。ニチコンは安定した財務体質を維持しており、自己資本比率に関しては上場企業の平均が約50%とされるなか、ニチコングループは51.4%と、健全性を確保しています。


こんなところにニチコン

  • 自動車

    自動車

  • LED照明

    LED照明

  • 産業用ロボット

    産業用ロボット

  • 情報通信機器

    情報通信機器

  • 家電製品

    家電製品

  • ビル

    ビル

  • 工場

    工場

  • 医療用(粒子線がん治療用)加速器電源

    医療用(粒子線がん治療用)
    加速器電源

  • 「SPring-8、SACLA」

    「SPring-8、SACLA」

  • 家 (家庭用蓄電システム、V2H)


    (家庭用蓄電システム、V2H)

  • サービスエリア、道の駅(急速充電器)

    サービスエリア、
    道の駅(急速充電器)

  • 商業施設(急速充電器)

    商業施設(急速充電器)


ニチコンの株主になると

  1. お持ちの株数に応じて、年2回配当金(中間と期末)を受け取ることができます。
  2. 株主総会で重要な決定事項に対して議決権を行使することによって会社経営に参画いただけます。
  3. 経営戦略や決算情報、トピックスなど記載した株主向けの報告書を受け取ることができます。

株式は証券会社を通じて購入してください。
当社の株式は、東京証券取引所プライム市場(証券コード: 6996)で売買されています。
単元株式数は100株です。
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