みなさんの記憶にも新しい小惑星探査機「はやぶさ」。約7年もの間、宇宙を航行し地球に帰還したことで、世界中の注目を集めた小惑星探査機「はやぶさ」。「はやぶさ」には、当社の「フィルムコンデンサEMシリーズ」が搭載されました。
今後も宇宙船や探査機に搭載される電子機器として不可欠なコンデンサの提供を通じて、わが国の宇宙関連事業の開発・発展に向け協力して参ります。




「はやぶさ」の概要

2003年5月9日打ち上げ
2010年6月13日帰還
製造元/日本電気株式会社
目的/サンプルリターン技術の確立・イオンエンジン等の実証試験・小惑星の探査



小惑星「イトカワ」着陸時にフラッシュランプが活躍

「はやぶさ」の「イトカワ」への着陸には、着陸地点に投下したターゲットマーカーをフラッシュランプで浮かび上がらせ、ターゲットマーカーの位置を自分で見つけて着陸するという技術が用いられました。
この技術に、当社の「フィルムコンデンサ EMシリーズ」が搭載されました。
当製品は、ターゲットマーカーを見つけるためのフラッシュランプ用として使用され、水平方向に移動しながら下降する「はやぶさ」を正確に着陸地点へ導く技術の実証に貢献しました。



フィルムコンデンサEMシリーズ

<仕様>
定格電圧:500VDC
定格静電容量:100F



功労者感謝状

文部科学大臣、宇宙開発担当大臣から功労者感謝状を授与されました。
はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を調べる大型放射光施設“SPring-8”にも当社の加速器電源が採用されています。

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