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コンデンサ 電気を蓄えたり放出したりする電子部品で、直流を通さないで絶縁するはたらきもあります。
電子回路では必ず使うと言って良いほど、電子機器に欠かせない部品です。
アルミ電解コンデンサ アルミ電解コンデンサは、陽極のアルミ箔の表面に絶縁体(誘電体)となる酸化皮膜を形成させ、電解質(陰極)に電解液(溶媒に電解質を溶かした液体)を用いた構造で、大容量であることが特長です。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ アルミ電解コンデンサに使用されている電解液を導電性高分子に変更したコンデンサです。電解液と比較すると、導電性高分子の導電率は高く、非常に抵抗成分を低くすることができます。つまりコンデンサのESR(等価直列抵抗)値が低くなります。また、温度変化に対して安定した特長を示し、長寿命が期待できます。
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ 電解液(液体)と導電性高分子(固体)の電解質を融合(ハイブリッド)したコンデンサです。電解液の特長である漏れ電流の低さと導電性高分子の特長である高周波での低い等価直列抵抗(低ESR)を達成できます。また、アルミ電解コンデンサに比べ温度変化に対し安定したESR特性を有します。
電気二重層コンデンサ 固体と液体との間に発生する電気二重層を誘電体として利用したデバイスです。イオンの物理的な吸着、脱着によって充放電を行います。そのため電極や電解液の劣化が少なく、化学反応を利用した電池に比べて非常に長寿命です。
正特性サーミスタ「ポジアール」 サーミスタは熱によって自らの抵抗値を変化させる機能をもつもので、当社の正特性サーミスタ「ポジアール」は温度が上がれば抵抗値の上がる"正の特性を有するサーミスタ"です。
フィルムコンデンサ フィルムコンデンサはプラスチックフィルムを誘電体として利用したコンデンサで、絶縁抵抗が高く、信頼性にすぐれ、家電機器や車載電子機器、産業機器、パワーエレクトロニクス機器などに使用されています。
小形リチウムイオン二次電池 正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う二次電池。エネルギー密度が高く、長寿命、高速充電、汎用性の高さが特長です。
NECST事業 NECST(ネクスト)は、Nichicon Energy Control System Technologyの頭文字をとった造語です。エネルギー・環境関連製品を中心とした事業を展開。業界をけん引する家庭用蓄電システム「パワーオアシス」、世界で初めて電気自動車(EV)から電気を取り出して家庭に給電するV2Hシステム「EVパワー・ステーション®」、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)から電気を取り出す外部給電器「パワー・ムーバー®」、EV用急速充電器、公共・産業用蓄電システムなどを次々に市場導入し、カーボンニュートラルに向けての課題解決に貢献しています。
家庭用蓄電システム「パワーオアシス」 昼間の高い電気代を蓄電電力で賄える大容量電池を搭載しています。停電時には自動的に自立運転に切り替わり太陽光発電で発電された電力とリチウムイオン蓄電池に蓄えられている電力を活用した電力使用が可能で、復電後も自動的に通常運転に切り替わって安全・安心を確保しています。
近年では、FIT(余剰電力固定価格買取制度)を終了されたご家庭で、自家消費する電力を蓄えるために導入されるケースが増加しています。
ポータブル蓄電システム 可搬型で設置工事不要の小型・軽量、低価格の蓄電システムです。
V2Hシステム「EVパワー・ステーション」 2012年にニチコンが世界で最初に開発し量産を開始した、EVに搭載の大容量蓄電池を使って家庭に電力を供給する双方向充電・給電システム「EVパワー・ステーション」はEVから家庭に電力を供給するV2H(Vehicle to Home)システムです。
外部給電器「パワー・ムーバー」 EV等から電気を取り出して本体付属のコンセントに接続される電気機器に交流電源を供給する製品です。
トライブリッド蓄電システム 太陽電池とEV(あるいはPHV)の電池と家庭用蓄電システムのリチウムイオン蓄電池等を効率よく連携させ、さまざまな利用シーンに合わせて活用できるトータル蓄電システムです。
EV用急速充電器 電力会社の交流電力を直流に変換し、車載蓄電池に搭載されたバッテリーマネジメントシステム(BMS)と常時通信をしながら最適な電圧・電流で急速充電を行うシステムです。
公共・産業用蓄電システム 再生可能エネルギーを活用した太陽光発電などと連携し、蓄電機能を活用する事によりピークシフト・ピークカットによる節電やCO2削減、非常時の電力確保、BCP対策などに活用されています。
スイッチング電源 交流商用電源を平滑して安定した電圧で電力を供給する機器です。平滑するに際して、MOS FETのON/OFF(スイッチング)によって、入力電圧をパルス化(ON/OFFを繰り返す方形波電圧)して平滑します。
機能モジュール 複数の電子部品や機構部品を組み合わせて特定の機能を発揮する当社の一般回路製品の総称です。
医療用加速器電源 加速器電源は荷電粒子の生成、加速、軌道制御等に使用されます。
医療用(例:X線、電子線、陽子線等などを用いた診断や治療のための利用)
学術研究用加速器電源 加速器電源は荷電粒子の生成、加速、軌道制御等に使用されます。
研究用(例:素粒子、原子核やタンパク質の構造、材料内部の物質構造、磁気構造の解明や新素材の開発調査のための利用)
瞬低・停電補償装置 補償時間を短時間に限定した瞬時電圧低下補償装置は従来の鉛電池を用いたUPSに対し、蓄電部に鉛レスで環境負荷が小さいEDLC(電気二重層コンデンサ)を用いることで、長寿命化、省スペース化、環境負荷の低減、メンテナンスコストの削減を実現しています。
停電補償装置は瞬低から停電へ補償範囲を広げるべく、高寿命、高信頼性のリチウムイオン電池を採用し、高効率、低ランニングコストを可能にしました。
AI 「Artificial Intelligence」の略で、、辞書的な定義では「学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム」と記されています。(大辞林 第三版より抜粋)
学術的な視点では「人工知能(AI)」という言葉は多義的であり、人によってその捉え方は異なります。人工知能の定義は、専門家の間でも明確に定まっていないのが現状です。
IOT Internet of Thingsの略語。あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。
5G 第5世代移動通信システム(5th Generation Mobile Communication System, 「5G」)とは、1G・2G・3G・3.9G・4Gに続く国際電気通信連合 (ITU) が定める規定「IMT-2020」を満足する無線通信システム。