ニチコン株式会社の「スマートアグリネットワークシステム~TPPに対抗する6次産業化~」が、CEATEC AWARD 2013の“次世代のネットワーク社会を創る「ネットワーク&サービス部門」”において「準グランプリ」を受賞いたしました。昨年のEVパワーステーション、ホーム・パワー・ステーションのプロダクツ&サービス部門準グランプリに続き2年連続の受賞となります。
CEATEC AWARDは、CEATEC JAPANに出展された展示製品の中から、特に優れたイノベーション力を発揮した技術・製品・サービス・システム等を表彰し、CEATEC JAPAN発により国内外に情報を発信し、アピールを行うものです。
今回受賞しましたスマートアグリネットワークシステムは、太陽光や風力そして小水力など農村地域の再生可能エネルギーにより発電した電気を蓄電し、EVに急速充電する農業充電ステーションとEVそして可搬式給電装置で構成されます。EVに充電した電力は車の走行に使うほか、急速に電化が進むハウス栽培施設や農具などに使用できます。また、農業充電ステーションは通信により、蓄電状態や稼動状況、メンテナンス時期などを遠隔地でも集中管理することができます。
選考では、“EVに充電した電力を、車の走行のほか、ハウス栽培施設や農具などに使用できる。通信機能により、蓄電状態や稼動状況、メンテナンス時期などを遠隔地でも集中管理できるなど、これからの農業のスマート化に貢献できる。また、すでに東北地方で設置実績をもっていることも、意義が大きい。”と評価されました。
今回の受賞を励みに、さらに研鑽を努め、社会に貢献できる製品の提供に全力を挙げて取り組んでまいります。
以 上
「スマートアグリネットワークシステムCEATEC JAPAN 2013会場展示」
表彰式:幕張メッセ
一般社団法人電子情報通信学会 井上会長(写真右)
ニチコン株式会社 NECSTグループ 古矢技師長(写真左)