EVパワー・ステーションが 三菱自動車工業株式会社の電気自動車(EV)と 接続可能になりEVの活用が広がります。

ニチコン株式会社
代表取締役会長 武田 一平
京都市中京区烏丸通御池上る
TEL.075-231-8461 FAX.075-256-4158
問合せ先:NECST事業本部
取締役執行役員NECST事業本部長 山口 忠博


 ニチコン株式会社(本社:京都市中京区、会長:武田一平)は、一昨年 ”Vehicle to Home (以下 V2H)” の名称でEVの蓄電池を利用して家庭へ給電を可能にした世界初*1の“EV パワー・ステーション(以下 EVPS と称します)”を発売しました。このたびこのEVPSを三菱自動車工業株式会社様(本社:東京都港区、社長兼COO:相川 哲郎)のEVとの接続を可能にし、販売を開始いたします。これにより当社のEVPS に対応できるEVの車種が拡大され、EVをお持ちの多くのお客様がEVPSを利用して、充電ばかりでなく省エネ対応、非常時電源対策としてご家庭への給電が可能になりました。


市場背景

 当社では 2012 年 8 月に日産自動車株式会社様(本社:神奈川県横浜市西区、社長兼最高経営責任者:カルロス ゴーン)のリーフに対応した世界初の V2H システムであるEVPSを市場導入しご好評をいただいております。2013 年 10 月には法人向け BCP (事業継続計画)需要等に対応するコンセントモデルを追加発売、更に2014 年 1月には室内リモコンとコージェネレーション機器(エネファーム*2など)との併用が可能となる高機能モデルを発売しました。

 これら3モデルの展開に際して、三菱自動車工業株式会社様のEVにも対応したEVPSを要望されるお客様の声が数多く寄せられ、このニーズにお応えするために技術検証を行ってきました。 その結果、このたび三菱自動車工業株式会社様のEVラインアップのi-MiEV、MINICAB-MiEV VAN、 MINICAB-MiEV TRUCKに搭載している駆動用のリチウムイオンバッテリーに蓄えた電気をご家庭に供給する事が可能になりました。 また、EVPSからは従来の200V普通充電と比べて最大約2倍となる倍速充電が可能です。


・一般社団法人 次世代自動車振興センターの次世代自動車充電インフラ整備促進事業による補助金対象機種です。

*1注:2014年6月当社調べ
*2注:JX 日鉱日石エネルギー株式会社・東京ガス株式会社・大阪ガス株式会社の登録商標です。


導入スケジュール

  • 販売開始時期:2014年7月25日
  • EVPSの購入に関する相談窓口
    ニチコン株式会社 お客様相談室   :電話番号:0120-215-023
    株式会社 友菱  EVインフラ推進室:電話番号:03-5148-8788


対応車種

・充電・給電対応機種は以下の通りです。


※1)急速充電機能付き車両でMiEVPowerBoxを使用するための車両ソフトウェアにバージョンアップが行われていればEVPSをご使用になる事が可能です。
※2)急速充電機能付き車両でご使用頂けます。


お車に関するお問い合わせ先:三菱自動車工業株式会社様

ニチコン株式会社はEVPSの販売を通じて環境にやさしい電気自動車の普及拡大を目指すとともに、電気自動車からの給電によりピークシフト、緊急時の補助電源対応などよりよい社会づくりに貢献していきます。


<ニチコン株式会社概要>

所在地京都市中京区烏丸通御池上る
代表者代表取締役会長 武田 一平
設立年月日1950年8月1日
資本金14,286百万円(2014年3月31日現在)
従業員数5,792名(2014年3月31日現在 連結)
事業内容電子機器用・電力・機器用各種コンデンサ、機能モジュール、
正特性サーミスタ、各種電源、コンデンサ応用関連機器等の製造販売
売上高104,689百万円(2014年3月期 連結)


以 上



<外  観>

高性能モデル 標準モデル コンセントモデル

(左から)高機能モデル,標準モデル,コンセントモデル



V2Hシステム“EVパワー・ステーション 高機能モデル”
【型 番 :ZHTP1900R】


V2Hシステム“EVパワー・ステーション 高機能モデル”【型 番 :ZHTP1900R】


EVパワー・ステーションの主な仕様

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