トップメッセージ

「今、全力を尽くす」をモットーに、
つねに未来へのチャレンジを

小さいながらも大きな役割を果たす「電子部品」

電子部品業界というのは、セットメーカーを陰で支えていく重要な存在であり、私たちの生活や環境、未来づくりに直接関わる、実に夢のある仕事です。ニチコンは、電子部品の中でもアルミ電解コンデンサを主力製品の一つとしていますが、この分野においては、世界の約80%を日系のメーカーが占めています。つまり、日本の企業が技術面、供給面、その他あらゆる面で世界の部品メーカーをリードし、完成品の良し悪しを左右している、大変魅力的な分野なのです。

経営の新たな柱 
「NECST(Nichicon Energy Control System Technology)事業」

創立以来培った、電気を効率よくマネジメントする技術を活かし、明るい未来社会づくりに貢献する家庭用蓄電システムやV2H(Vehicle to Home)システムなど、これからのみなさんの生活や社会を支える製品を開発しています。
このNECST製品の開発には次世代半導体を用いた回路設計や、それらを統括するシステム設計など多種多様な技術が必要となるため、オープンイノベーションを推進し最新技術の習得を進めていくことで環境やエネルギー問題の解決に寄与するNECST製品を広め、社会の困りごとを解決できる企業であり続けたいと考えています。

世界に通じるビジネスの基本「誠心誠意」

私は、営業として世界25カ国位をまわり、アメリカでも17年ほど生活してきました。海外の様々な方との交流を通じて改めて思うのは、言葉や文化、肌の色などの違いはあっても、人間というのは同じだということです。全世界、どこでも共通して大切なのは『誠心誠意』。仕事の上で、この熱意が通じない国はありませんでした。「他の誰よりもこの人、つまりこの会社と仕事をした方が、『誠心誠意』尽くしてくれる」 それがわかったとき、相手も必ず応えてくれます。だからこそ、そんな前向きな思いを抱き続けられる若者に、ぜひ入社していただきたいですね。

ベストを尽くす人にこそ、活躍の「場」を与えたい

ニチコンは、失敗を恐れず、やりたいことが思い切ってできる企業です。『年功序列』を気にする必要もありません。実は、私は1963年に入社したのですが、すでにそのときの会社案内に、『当社には年功序列がない』と書かれていました。当時としては画期的なことでしたが、私自身、27才でアメリカの会社を立ち上げさせてもらい、その会社の社長に就任したわけですから、会社案内の言葉に嘘はなかったと言えるでしょう。実際今も、20代で海外支店の責任者になった社員をはじめ、多くの若い社員が活躍しています。私のポリシーは、「今、この時を全力で生きる」。むやみに明日を恐れたり、昨日の失敗を悔いてくよくよするより、一度きりの人生、全力で生きていきたい。少々とがっていても、そういうチャレンジ精神あふれる人、ベストを尽くす人に活躍の場を与えていくことが、私の役割だと思っています。業界のトップランナーをめざし、私たちとともにチャレンジしませんか。

  • 代表取締役会長武田一平
  • 代表取締役社長森克彦