環境マネジメントの推進

環境マネジメント体制

当社グループは、管理本部長が環境管理総括責任者を務め、環境管理委員会で環境保全活動に関する戦略・方針・目標・施策などを審議・決定しています。その内容を各事業所に周知し、PDCAサイクルを廻しながら環境経営と環境負荷低減活動に取り組んでいます。
また、国内の各製造事業所では、事業所長が環境管理総括責任者を務め、EMS(環境マネジメントシステム)管理責任者を任命し、事業所ごとの環境影響評価に基づく環境方針に沿って環境保全活動を実施しています。

ISO14001認証取得状況

当社グループは地球との共生を目指して、1996年8月に環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得を推進する方針を決定しました。この方針に基づいて、国内外の製造事業所において認証を取得してきました。
また、ISO14001の2015年版への移行審査は、全製造事業所で完了しており、さらなるスパイラルアップを目指しています。

注:ISO14001の認証機関、取得日などの詳細についてはこちらを参照ください。

環境リスクマネジメント

排ガス・排水・廃棄物などの管理については、排出事業者としての責務を果たすため、法や条例で定められた基準を遵守することはもとより、ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムによる管理を実施し、リスク低減に努めています。

廃棄物については、その処理を委託する業者を事前審査するほか、委託後の現地確認も実施しています。また、日々の管理として廃棄物置場の巡回点検、産業廃棄物管理票(マニフェスト)による管理を徹底し、不法投棄や汚染事故の防止に努めています。

大気・水質汚染については、法や条例の排出基準よりも厳しい自主管理基準を設定し、定期的に検査するとともに厳重な管理を行い、漏えいなどによる汚染防止を図っています。

  • PRTR:化学物質排出移動量届出制度